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RAID(Redundant Arrays of Inexpensive (もしくはIndependent) Disks、レイド)とは、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用する技術。ディスクアレイの代表的な実装形態で、主に信頼性の向上をねらって用いられるものである。
RAID 0は複数台のハードディスクに、データを分散して読み書きし高速化したものである。これをストライピングと呼ぶ。 冗長性がなく耐障害性もないため、RAIDには含まれないとされ、RAID 0と呼ばれる。 RAID 0には最低2ドライブが必要である。
1台のドライブが故障しただけでアレイ内の全データが失われてしまうため、故障率は単体ドライブに比べ高い。例えば、ある条件で一定期間使用した場合におけるドライブの故障率が1%だったとした場合、1台ならば故障率は1%だが、2台でRAID 0を構成した場合は約2%(1-0.99*0.99=0.0199)となり故障率は約2倍に上昇する。
単独のRAID 0では速度は向上するものの信頼性(対故障性)が低下することから、後述のRAID 1やRAID 5などを速度の向上を図る目的でストライピング化した形で用いられることも多い。
長所
構成ドライブの全ての容量が利用可能。
ドライブ数が増えれば増えるほどシーケンシャルアクセス速度が上がる。
短所
冗長性が全くない。
ドライブ数が増えれば増えるほど故障率が上がる。
性能を100%引き出すには、I/O性能の向上に見合った帯域を持ったバスアーキテクチャが必要となる。