ハードディスクは、メモリーとともに現在最も多く使われている記録メディアです。主にPC、ノートパソコン、サーバー/NASなどに用いられてサイズ(2.5インチ,3.5インチ等)とインターフェース(EIDE、SATA、SCSIなど)で区分されています。
概略的なハードディスクの構造はフラッターとヘッド、モーターなどで構成されています。高速回転するフラッターの上をヘッドが動きながらデータの読み書きを行っています。
Windows、MAC OS、LinuxなどシステムのOSによってデータ保存方式は区分されます。
ハードディスクの作動原理
HDDクリニックについて
ハードディスクの主な故障原因は、基本的な作動原理(高速回転、磁気でデータを保存)に最も影響を及ぼす物理的/電磁気的な衝撃、そして製造上の欠陥、経年劣化などがあります。
システムの起動異常が発生したり、使用途中突然止まったりするとハードディスクの状態を診断してみる必要があります。不良セクターなどを放置するとその数が増えてしまいデータが破損される場合もありますので、自社の診断ソフトHDD-Scanなどハードディスク関連ソフトを使い定期的な点検を行うことも大事です。
ハードディスクの正しい使用方法、データ管理方法に関してはハードディスクの正しい使い方をご参考下さい。
よくある症状
ハードディスクに保存されているデータは削除、フォーマット、ウイルス感染、ファイルシステム損傷、ディスククラッシュなどの様々な原因により損傷されます。
ハードディスクの機械的な故障である物理損傷の場合は、まず機械的な故障に対する修理・調整作業を行ってから、論理損傷の復旧が行われますので、高度な復元技術が要求されます。
さらに、ハードディスクは多くのモデルと形式があり、それに障害の種類も数多くあります。長年蓄積された復旧経験とノウハウもまた復旧成功の重要な要素です。
ハードディスクのデータ復旧