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パーソナルコンピュータなどの各種のコンピュータで、映像を信号として出力または入力する機能を、拡張カード(拡張ボード)として独立させたもの。
カードに搭載されているチップやメモリによって描画速度、解像度、3D性能などが異なる。
IBM PCおよびIBM PC互換機の多くの機種では、ビデオ回路がマザーボード上には実装されておらず、ビデオカードによる拡張が容易である。しかし現在では、ウェブサイト閲覧や電子メールのやり取り、オフィス作業など日常的な作業を行うには支障のない程度の性能を備えた表示回路を組み込んだチップセットと、それを搭載したマザーボードが増えており、安価なPCではビデオカードを搭載していないオンボードグラフィック機能を用いるものが一般的である。このため、ビデオカードは高速な3D表示性能やマルチディスプレイ機能を目的として追加される場合が多い。また統合グラフィック機能のUMAによる性能低下を避けるためにビデオカードを追加する場合もある。
ビデオチップカードのうち、グラフィック表示を中心としたものをグラフィックカード、更にWindowsやOpenGLなど特定の表示環境に最適化したものをグラフィックアクセラレータカードと呼ぶ。また「カード」は、「ボード」や「アダプタ」とも呼ばれる。
以上はパーソナルコンピュータ以外のUNIXワークステーションなどでもほぼ同様である。