DRTCのお問合せの中で最も多かった症状を中心に、推定される原因と簡単な対処方法を説明します。
障害発生後は、出来るだけシステムを起動しないようにしてください。2次障害が発生され、状況がさらに悪化される危険性があります。まずは、専門家のアドバイスを受けることお勧めいたします。
データ復旧事例を検索すると、症状別、メディア別復旧事例が検索できますので、復旧費用や、期間などの目安にお役立てください。
データ復旧作業に関わるよくある症状
パソコンの場合OS別にファイルシステム(Windows : FAT32など、MAC OS : HFS、Linux OS:Ext2/Ext3など)が違い、データトラブルの際の復旧作業もその方法が違います。
データ修復率、作業時間、復元費用は障害の程度と難易度によって大きく変わります。
DRTCでは、お客様に安心してサービスをご利用して頂けるよう、よくある症状別の復旧事例を紹介しています。症状の原因、大まかな費用、復旧までの流れがイメージできるようになっております。
RAIDとは複数台のハードディスクをまとめて仮想的な1台のハードディスクとして管理する技術のことです。
データを分散して記録するため、高速化や安全性の向上がはかられます。
RAID構成のサーバー/NAS/Terastationからよく起こるトラブルとしては、「RAIDリビルドエラー」「コンフィグレーション情報の損傷」「データが見えない」「ファイル・フォルダにアクセスができない」「RAID構成の破損」などがあります。
RAID/サーバー障害の主な原因としては、RAIDコントローラ損傷、ハードディスクの物理障害、ファイルシステム破損、不良セクター、ボリューム破損、パーティション情報破損などがあります。
その他、データ復旧の対象になるメディアには携帯型データ保存メディア(iPod、USBメモリなど)とデジカメによく用いられているSDカード・CFカード、FDD・CD・DVD・MOなどの「リムーバブル・メディア」、ビデオカメラなどがあります。
その他記録メディアのデータトラブルとしては、
1.認識しない、ファイル/フォルダにアクセスできない、データが見えない
2.操作ミス(データ削除、フォーマット、上書き)
3.ウィルス感染、メディアの物理的な故障
4.データが損傷されてしまった、文字化けなどがあります。