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プログラムの実行中に発生するエラーのこと。
ソースコードをコンパイルして実行するプログラミング言語では、コンパイルの段階で誤った構文がないかなどが確認されている。
しかし、コンパイル段階ですべてのエラーを取り除くことはできない上に、実行時には他のプログラムに処理を任せるなど、実行したプログラムとは直接関係ないところで処理が行われることも多く、他のプログラムから予想外の結果が返ってくるなどして、プログラムが処理を続行できなくなることもある。
このような理由によって発生するのがランタイムエラーで、ランタイムエラーが発生したプログラムは強制終了してしまう。再度起動するとランタイムエラーが起きる前の状態で復帰するようなプログラムもあるが、これはランタイムエラーに備えて先に処理内容をバックアップしているだけで、ランタイムエラーが発生してから何か処理を行なっているわけではない。
一方、ソースコードをコンパイルせずにそのまま実行する、スクリプトなどの言語(インタプリタ言語)では、コンパイルを行わないため、発生するエラーはすべてランタイムエラーになる。この場合も、ランタイムエラーが発生した時点で処理は停止し、その場でプログラムは強制終了する。