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ハードディスクドライブ障害の対策として、複数のローカルなディスクドライブに同一の内容を記録すること。ディスクドライブのミラーリングで使用されたディスクをミラーリングディスクと呼ぶ。
主に高可用性を求められるサーバ用途に使用されるほか、小規模サーバや個人のコンピュータでも使用される。RAIDと呼ばれる技術では、複数のディスクドライブを仮想的に単一のディスクとして運用することができる。RAIDはその目的に応じ、0から6までのレベルがあり、そのなかで、RAID1(レベル1)をミラーリングと呼ぶ。
ハードディスクドライブのミラーリングには、OSやミドルウェアなどのソフトウェアによるものとディスクアレイ、RAIDコントローラカードを使用したハードウェアによるものがある。通常、ミラーリングを構成する複数のディスクに同時書き込みを行い、読み出しは主となる単一のディスクから行う。
主となるディスクに障害が発生した場合、すみやかに他のディスクへのフェイルオーバーが行われる。また、障害発生時にシステムを停止させることなくディスクの交換(活性挿抜・ホットスワップ)が可能である。