人為的なミスによって、データが消えてしまったケースは意外に多いです。
デジカメの場合は、操作ミスによる削除orフォーマットが多いのですが、
その他メディアの場合、
メディアからメディアへ、データを移動する際の人為的ミスが多いので、注意が必要です。
よくあるケース
・ほかのメディアからフォルダを移したところ、元々あったフォルダと同じ名前で上書きされてしまった。
同じ記憶領域に保存されてしまう為、復旧出来ないケースもありますので、データを移動する際は特に注意が必要です。
・他のメディアに、ファイルを「切り取り→貼り付け」で移動しようとしたところ、正常に移動が行えず、切り取ったデータも消えてしまった。
データを移動を行う際は、「切り取り」は使用せず、データを移動させたいメディアに保存し、保存が正常に完了したことを確認してから、移動前のデータの削除を行ってください。
・メディアのデータをDVDに保存したあと、データの削除を行った。データが必要になりDVDを見てみたら、正常に保存されていなかった。
この場合、元のメディアからデータを復旧することになるのですが、データ削除後から大分時間がたってしまっているケースが多く、(その後多くのデータを保存してしまっている等の理由で)復旧率が低くなってしまう事が多いです。
CD・DVDに保存する場合は、バックアップ後正常にデータが保存されているかの確認が必要です。
どのようなケースにもいえることですが、
データは、出来るだけ複数のメディアに保存しておくことで、
データ損失のリスクを減らせます。
データ移動の際にも、
最初から、目的のメディアに移動するのではなく、
外付けHDDなどにバックアップをしてから、目的のメディアに移動すると安全ですね。